2007年5月10日木曜日

お金持ちの第一歩・・マーケティングPART3

PART3は、「心の法則」です。
市場に参入するよりも、まずは顧客の心の中に入るほうがよりベターである、という法則です。
世界初のパーソナルコンピューターはMITSアルテア8800でありました、一番はじめに市場参入したのですから、「1番手の法則」から言って、トップシェアのはずです。しかし、この機種はもうこの世に存在していません。テレビ受像機を最初に発明したのは、デューモント社でした。世界初の自動車メーカーはデェリア社ですし、最初の洗濯機を作ったのはハーレイ社でしたが、すでに3社とも姿を消しています。
なぜでしょう?
それは、市場に最初に参入するよりも顧客の心の中に入り込んだものが勝つからです。1番手の法則も、最初に市場参入することで、顧客の心の中に入り込み易いわけです。

ひとたび、顧客のマインドを形成してしまうと、これを変えることは不可能に近くなります。たとえば、ゼロックスと言えば「複写機」メーカーと誰もが浮かびます。このゼロックスが、コンピューターへの市場参入を試みたことがあります。25年の歳月と、20億ドルの資金を投入しましたが、顧客のマインドは「複写機」から変わりませんでした。結局、コンピュータ業界から足を洗うことになります。

仮に、人の心を劇的に変えたいのならば、ちまちまやっていてはいけません。徐々に心をつかむんだ、なんてのはナンセンスです。心を変えるには一気に入り込まなければいけません。それは、人は自分自身の心を変えたがらないからです。

マッキントシュのアップル社は、コンピュータ業界の新参者でした。普通は顧客の心をつかむのは無理です。ところが、単純で覚えやすいネーミングで心を獲得しました。競合他社はその時代、覚えにくい名前でした。当時では、「アップル2」「コモドール・ペット」「IMSAI8080」「MITSアルテア8800」「ラディオ・シャックTRS-80」の5機種でした。さて、どの名前が覚えやすいでしょうか?一目瞭然です。

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